堂々巡り

作詞作曲 有田武生 SORA MUSIC.1986

都会はひまつふしの遊園地
目を奪えさえすれば、何だっていいのさ
しつらえられた楽しみに引っ張り回されて
欲はあてなくふくれ渦を巻く


多くの人々が、街なかをさまよい
予言者たちは空しく闇を指差す
誰も信じちやいないのに
示された道にぞろぞろ続き
焦り苛立ち堂々巡リ

死んだところで、心の時は続き
見ないで済ますなんて無理だと気付く
終りなんてのはどこにもありやしない
そこで心はだれかを求め自分の命に
突然気づく

深く沈んで高く浮かぶ
川面に浮かべば やがて海
吹く風のまま ひらめいて
舞い踊る 空の中